Episode 02
高機能物流施設「Landport」を、
野村不動産の主力ブランドへと
育てていく。
川口 望
都市開発第二事業本部 物流事業部
2015年入社

入社後、野村不動産の物流施設「Landport」(ランドポート)の事業部に配属。1年目は、営業として新規施設のテナント誘致を担当。2年目は、課の立ち上げとともに運営を担当するようになる。物流革命と呼ばれ、激変する環境の中で、物流施設事業の成長を目指す。

※所属部署はインタビュー取材当時のものになります。

物流革命の時代を開拓する。

ネット通販の市場が急速に拡大する一方で、それを支える物流環境にも変革が起き、現在は物流革命の時代とも言われています。そんな中、野村不動産では、先進的で高い機能性を持つ物流施設「Landport」を開発・展開しています。

この「Landport」にテナントを誘致し、運営を行うのが、物流施設事業部になります。新しく開発する「Landport」には、どのようなお客様に借りていただくのがいいのかを検討し、物流会社、メーカー、小売会社等に営業を行い、テナント誘致を図ります。しかし、企業にとって物流拠点を新設、または移転するということは、重大な決断なため頻繁にあることではありません。

なかなか契約には至らないものですが、決まれば長期に渡り利用していただける大きな契約になります。そのためにも、プロとしての不動産の知識はもちろんですが、物流の専門知識も身につけて、お客様に安心感や信頼感を築いていくことが大切だと感じています。

ただこなすだけなら、誰がやっても一緒。

2016年4月に運営を手がける部署に配属になってすぐ、「Landport柏沼南Ⅱ」の担当を任されました。4月に竣工し、5月にはお客様へお引き渡し。お客様からは想定していた以上の様々な質問や要望が来て、対応しきれなくなっていました。関係する様々な方に助けていただきながら、一つひとつ解決したのですが、担当として任されたからには、もっと責任を持って当たらなければいけないと痛感しました。

一方で、私が目の前の作業に追われている時に、「ただこなすだけなら誰がやっても一緒だよ」と言ってくれた先輩がいました。本当に忙しかったからこそ、心に刻まれています。せっかく働くからには自分だからできることを行い、お客様に喜んでもらいたい。そのためにはどうすればいいのか日々考えています。

今は、お客様への説明をいかにわかりやすくするかを考えたり、お客様の立場に立って行動するなど、地道なことを一つひとつ丁寧に積み重ねることで、お客様との信頼関係を築いていこうと心がけています。

愛着や情熱が、会社を動かしている。

就職活動中に野村不動産の説明会に参加した時、若い女性社員が競合他社とを比較して「うちの会社はこの部分が負けていて、とても悔しい。自分が働いていく中で強くしていきたい。」という思いを熱く語ってくれたのです。

学生にしっかりと向き合い、会社のいい点だけでなく弱点も話してくれる姿勢と、社員の仕事への情熱や会社への愛着が伝わり、とても魅力的に感じました。また面接でも、社員が学生の中身を引き出そうとしてくれているのを感じ、こういうふうに人を見てくれているのなら、働く上でも一人ひとりを見てくれるのではと考え入社を決めました。その判断は、間違ってなかったように思えます。

野村不動産では、若いうちから仕事を任せてくれます。まだ若年時ですが、一つの施設では、私が責任者です。責任者としてお客様の対応をしなければなりません。その中でも会社、上司はちゃんと見守っていてくれていると実感する場面が多くあります。だからこそ、仕事への情熱と会社への愛着が育まれるのかもしれません。