Episode 01
このビルで働く
一人ひとりのために、
「何でもしていこう」
という空気がある
大西 舞美
都市開発事業本部 ビルディング事業二部
2018年入社

高校、大学時代をアメリカで過ごす。就職活動を機に帰国し、さまざまな社員と会って、「一人ひとりの個性や思いを大切する社風」を感じ取り、「この会社なら自分らしく働いて、自分にしかできない仕事ができるのではないか」と野村不動産に魅かれた。現在は、野村不動産が所有する固定資産のオフィスビルのテナント誘致・ビルの運営・管理などを行う部門に所属。

※所属部署はインタビュー取材当時のものになります。

自分次第で無限の選択肢がある

オフィスビルの運営業務におけるミッションは、担当する物件の収益を最大化することです。収入・支出・粗利益などの指標による収支管理、リーシング担当者と連携した新規テナント募集、既存のテナント様との賃料交渉など、多岐にわたる業務に携わり、安定したビル運営と収益アップを目指しています。

オフィスビルの収益を最大化するベースとなるのは、テナント様の満足度。テナント様から選ばれ続け、長く入居していただけるビルにするために、働く人、訪れる人の目線に立って館内の設備やサービスの向上を図っています。新しいビルであっても、小さな改善を積み重ねて、より快適な環境づくりに取り組んでいます。自分の目で見るだけでなく、設備管理を担当するグループ会社の皆さんからいただける意見をもとに、館内の隅々に気を配ることが重要です。

一方、竣工から年数が経ったビルであれば、付加価値を与えて生まれ変わらせるリニューアル工事の計画・実施も担当しています。もちろん、会社としての事業性を考えたうえでのことですが、野村不動産には「ビルを良くするために、テナント様、ワーカー様のためにできることは何でもしていこう」という空気があります。そのため、日々の改善においても大きなリニューアル工事においても、存分に自分のアイデアを発揮できます。さらに、ビル内のすべてが改善業務の対象となるため、「自分次第で無限の選択肢がある」という面白さもあります。私は今、「就活の時に重視した“自分にしかできない仕事”を実践できている」という手応えを感じています。

ビルで働く人、一人ひとりの気持ちになって

私が運営業務を担当する新宿野村ビルでは、館内テナント様に協賛をしていただき館内で働く皆さんに向けたイベントを定期開催しています。パパやママの職場を子どもたちに紹介する「ファミリーデー」、夏の夜に飲食と音楽ライブを楽しんでいただく「夏祭り」などに加えて、私がイベントを任されて新たに発案したのが、「美と健康のウィーク」です。

このイベントは、私が新宿野村ビルで働く社員の方々を見ていて、ある課題に気づいたことから生まれました。「移動の合間などにちょっとした息抜きができる外勤の方と異なり、一日中オフィス内で働くワーカーの皆さんはリラックスできる時間が持てなくて困っているのでは?」と、ふと感じたのです。そこで私は、館内の食堂・ワークスペースを会場にテナント様の協賛のもとメイクやネイル、ヘッドスパや鍼などでちょっとした隙間時間にリラックスしてもらえるイベントを企画しました。女性向けのコンテンツが多い企画だったので男性の皆さんに企画の意義を理解してもらうのに少し時間を要しましたが、「絶対にやりたい」という思いを強く伝えたことで、実施にこぎつけることができました。

イベントに参加した多くのワーカーの皆さんからは「是非またやって欲しい」と、また入居企業の役員の方からはお褒めの言葉をいただけました。これからもビル内で働く人一人ひとりの気持ちになって、館内サービスの充実に取り組んでいきたいと思っています。

ビル全体を俯瞰して、未来への一歩を実現する

新宿野村ビルの2階に入居していたテナント様が移転されることになった際に今後の活用方法を関係者が一丸となって検証し、48階にあった企業の株主総会や講演会などに活用いただけるコンファレンスプラザを移設することにしました。「外部からの来館者が多い施設にもかからず高層階にあったため、利用者が行列待ちをしてエレベーターに乗っていた」という問題点を2階に移設することで解決し、今までよりも快適に利用できる施設に生まれ変わりました。

また、48階は最近のニーズに対応する小割区画のオフィスフロアへとリニューアルすることとし、建築部やグループ会社の施工会社の皆さんと連携し、テナント様、ワーカー様にとって使い勝手がいい設備・喜んでいただける内装デザインをチーム一丸となって追求しました。

この案件を通して、「新宿野村ビルに新しい価値をつけて、未来へと進化させる一歩を実現できた」と達成感を得ると同時に、「ビルは竣工して数十年経っても、完成することはないんだ」と運営業務の醍醐味を実感することができました。私はビルの運営業務に携わり、製造・販売・管理の一貫体制が野村不動産の強みであることを改めて感じています。この体制があるから、お客様と直に接する現場の気づきを商品開発へと反映させ、物件を進化させることができ、働く人を起点にオフィスの在り方を考えることも当たり前の姿勢になってくるのではないでしょうか。

働く人を主役に据えることで、既存の不動産事業をより価値あるものにすると同時に、新しい働き方をとらえたサテライト型シェアオフィスH1TやサービスオフィスH1Oなどの新事業を打ち出していく。社会の変化とともに成長していく野村不動産と一緒に、私自身も成長していきたいと思います。