Episode 01
お客様のニーズに
どのように応えられるか、
考え続けることがビルの価値を高め
テナント様の満足につながる
石垣 朝子
都市開発事業本部 ビルディング事業二部
2009年入社

入社後、オーナーに対する土地活用の提案を行うペアシステム事業部(当時)に配属。組織再編成で商業施設部のメンバーとなり、「bono 相模大野」立ち上げに携わる。2014年10月に現職に異動、新宿野村ビルの運営担当となる。

※所属部署はインタビュー取材当時のものになります。

本社がある「新宿野村ビル」の価値を高めるために

私はビルディング事業部で、当社の本社ビル「新宿野村ビル」を担当しています。業務は大きく分けて3つ。1つ目はオフィスビルの収益向上および安定収益を図るために、ビルの稼働率を高め、入居企業様と賃料の交渉をすることです。2つ目は、築38年の新宿野村ビルを他のビルと差別化するために、必要な投資を必要なタイミングで行っています。テナント様や、ビルをご利用になるお客様の満足度が高まるような共用部のリニューアルや最新設備の導入も仕事の1つです。そして3つ目はテナント様の満足度向上です。テナント様の企業内でのコミュニケーションの活性化や、業務時間内のお楽しみをご提供できればと思い、年に4~5回程度の頻度で、新宿野村ビル内でイベントを開催しています。一番大きなイベントは夏祭りです。販促代理店とともにイベントを企画・運営し、ビル外周部を使って実施しています。地下に入っている飲食店様にも屋台を出店していただくこともあり、おかげさまで毎年大盛況です。

今後のビルのあり方を部署横断で検討する「BBラボ」の立ち上げ

昨年、今後のビルの在り方を考える社内プロジェクト「ビルディング・ビジネス・ラボ(BBラボ)」を立ち上げました。単なる建物を建ててお貸しする不動産事業ではなく、長期的に変化するお客様のニーズに対して、私たち不動産事業者がどのような価値提供ができるのか、部門横断で考えて実行するプロジェクトです。私は外資系企業研究チームのメンバーとして、今後、外資系企業の進出しやすい環境づくり、海外のワーカーが働きやすい場の提供について模索しています。このプロジェクトを通して、いつの時代も少し先の未来を予測しながら、事業を組成していくことが大切だと改めて感じるのと同時に、新しいビジネスモデルを創り出していくことに大きなやりがいを感じています。

上司や先輩に対しても、言いたいことを率直に言える環境

日々の実務もそうですが、風通しの良い当社の環境はとてもありがたいと思っています。私は前部署で担当した「bono相模大野」の開業準備でも体感しました。約180店舗のテナントからなる大型商業施設の開業に向け、リーシングメンバーと契約担当メンバーで何度も議論し、テナント様を選定。週1回の定例会では、時には夜遅くまで続き、会議室の室温が上がるときもありました。ただ、厳しい意見をぶつけ合い、同時に支え合う関係があったからこそ、メンバーが思い入れを持てる施設運営につながったと思っています。今の私はビルディング事業部内の中堅というポジションで、やりたいことをやり、言いたいことを言わせてもらっています(笑)。もともと当社は自分の意見を先輩・上司にどんどん率直に言える環境なので、中堅だからといって上司と部下に挟まれて悩むということはありません。不動産事業という多くの関係者で組成する仕事だからこそ、こういった風通しの良さはありがたいと日々実感しています。