Episode02 「担当者として責任を持って動くんだ」周囲からの言葉が私を育てる。

長谷部尚子/都市開発事業本部 商業施設事業部 2015年入社/

気になった飲食店に足を運び、食事をし、オーナー様と出会う

私が所属している商業施設事業部は、再開発案件も含めた大型商業施設の開発と、都市型商業施設『GEMS』シリーズの開発を行っています。私はその中で、『GEMS』の用地取得後の事業推進やテナントリーシングの営業、野村不動産が所有する他商業施設のリーシングを行っています。『GEMS』は、キラキラした宝石(店舗)=ジェムがいくつも集積した都市型商業施設。一棟一棟がコンセプトを持ち、ブランディングしているので、施設に合うテナント様の発掘が鍵になります。GEMSのメインテナントは飲食店舖様なので、ネットや雑誌、テレビの情報番組などを見て気になった店舗には実際に足を運び、食事をして、オーナー様と名刺交換…という地道なプロセスが欠かせません。数ある飲食店の中から『GEMS』の立地・ターゲット、そしてコンセプトにぴたりとはまったお店に自ら交渉します。その交渉結果を営業全員が持ち寄り、テナント様の最終的なラインナップを決めて一棟一棟の『GEMS』をリースアップさせる事が現在の業務です。

前例のないリーシング案件を担当し、自分の意識が変わった

2年目の8月、私は神宮前にある既存物件のリーシングを担当しました。この物件は既に建っている建物を取得し、リニューアルしてバリューアップを図る、商業施設事業部として初の取り組みでした。『GEMS』の場合は飲食店の誘致が基本ですがこの物件では飲食店に限らず、あらゆる業種をテナント様の候補としてアプローチしました。一棟全体をお客様に提案する事業の為、テナント様の選定が非常に重要であり、担当としての責任感やプレッシャーもより大きく感じる事業でした。結果的に、私が担当していたテナント様と契約が決まり、イベントスペースとして運営されることに。ただ、イベントスペースに関しては部署にノウハウがありません。気持ちのどこかで上司の指示を待っていましたが、その上司から「担当者として責任感を持って動きなさい!」と厳しく言われ、意識が変わりました。イベントスペースの収支構造などもゼロから勉強し、スケジュール管理、社内調整を進め、なんとか役員への説明をクリア。3ヶ月かけて契約を進め、現在無事成約、引き渡しまで完了することができました。上司の一言が、私の背中を押してくれたと実感した瞬間でした。

自分にぶつかってくれる人のおかげで成長できている

私の周囲には「ぶつかってくれる人」が多く、そのことにとても感謝しています。あるテナント様と契約が直前で破談したことがありました。ビジネス上で重要な情報のやり取りができていなかったためです。関係性には自信を持っていたのに…と悔やむ私に、上司は「商談がゆるいのは、君がゆるいからだ」と一言。仲の良さではなく、ビジネスにおいて信頼されるかどうかが大切なんだ――。初めて自分の課題に気が付きました。また、入社後の新人研修でも、同期から「今の君はダメじゃないけど、“今のまま”ではダメだ」と言われ、その場で大泣きした記憶があります(笑)。でも、周囲の同僚、先輩、上司にあって、私に無いものがはっきりさせられるのは、本当にありがたいことです。今はお客様から「この人がいる『GEMS』だったら検討してみよう」と思っていただけるように、様々な努力を重ねています。

Episode01/森谷 秀嗣/都市開発事業本部 商業施設事業部