Episode 02
「PMOシリーズ」の成長を
自らのプランニングで
実現させていきたい
藤原 幸平
都市開発事業本部 ビルディング事業一部
2014年入社

入社後の2年間は「PMOシリーズ」の営業担当に配属。田町・日本橋茅場町・芝大門・平河町の各PMOの営業に携わる。2016年4月より新設された営業企画を一人で担当し、同シリーズのマーケティング・販促計画の立案などに携わっている。

※所属部署はインタビュー取材当時のものになります。

入社3年目で「PMOシリーズ」の営業企画を任される

私は現在、ハイグレード中規模賃貸オフィス「PMO(プレミアム・ミッドサイズ・オフィス)シリーズ」の営業企画を担当しています。2008年にスタートした「PMOシリーズ」はその後9年で22棟がオープン。中期経営計画では年間6棟というハイペースのオープンを予定しています。PMOシリーズは物件によってエリアや大きさも異なるため、当然ターゲットとなるお客様(法人)も変わってきます。そしてそのお客様へのアプローチも様々な方法があります。一方で、20棟以上の実績を持つ「PMOシリーズ」には、明確なブランディングが不可欠です。それには、ある程度共通のマーケティングや営業戦略、ハイクオリティで統一感のある販促広告など、具現化すべきことがたくさんあります。私は入社3年目の春にこの営業企画の立ち上げというミッションを与えられました。その後の1年間は、営業メンバーをはじめ各部署や社外の代理店などと様々なプランを練ってきました。まだまだ模索は続きますが、私がこの営業企画のミッションを達成することで「PMOシリーズ」の発展につながると信じています。

自ら発信し、周囲を巻きこんで成果を出していく達成感

入社後の2年間は、「PMOシリーズ」の営業として様々な物件に携わりました。一番印象に残っている物件は、2年目に初契約を結んだ「PMO芝大門」です。先輩からの引き継ぎで、私はある外資系の日本法人様を担当。大変だったことは日本法人の方々からのご移転の承認はいただいたものの、なかなか本国から承認が頂けなかったことです。なんとかこの法人様で契約をするために、英語が得意な先輩に協力してもらったり、承認をいただくまで待ってもらうために社内の説得や調整も行いました。1つの契約には様々な部署のたくさんの方が関係するため、その方々の理解と協力が必要不可欠です。そしてようやく本国から代表の方が来日し、目の前で契約書にサインをしてくださりました。この時の感動は今も忘れません。お申込み~ご契約までは平均1ヶ月ですが、このときは実に4ヶ月。初契約が取れたこと以上に、周囲の協力で難題を乗り越えた達成感のほうが大きいです。自分から発信し、周囲を巻きこみながら仕事を進めた経験が、今、営業企画として活かされています。

営業、開発、そして事業全体に好影響をもたらすチャンス

3年目の若手一人に新しく発足する営業企画という役割を任す。その判断を下した直属の上司、ひいては野村不動産という会社の胆力はすごいです。私自身は「PMOシリーズ」の販促やマーケティング、ブランディングに関する実務と、相応の予算を与えられたこと、この大きな裁量にとてもやりがいを感じています。9年の歴史があるとはいえ、「PMOシリーズ」にはまだまだ伸びしろがあります。営業、開発、運営などPMOに携わるメンバー全員が「PMOをさらに良くしたい」と考えていることが伝わってきます。その思いを形にするには私がこの「営業企画」を期待以上の役割にすることが必要です。営業効率の向上につながるマーケティングや販促を実現させれば、営業はさらに強くなりますし、営業が強くなれば開発も思いきって物件取得を進められるはずですから。自分のパフォーマンスが周囲を巻きこみ、事業全体に好影響をもたらしていく。そんなポジションで働けることにとても感謝しています。