自らの思いをカタチにする。事業推進という仕事には、大きな自由とやりがいがある。/東 伸明/住宅事業本部 事業開発三部/2003年入社

建築学科卒業後、インダストリアルデザインなどの事務所で働いたが、思い描いていたクリエイティブな働き方とは違うと感じ、大学院に入学。そこで、先輩から話を聞き、事業推進の仕事がまさに自分が思い描いていたものだと直感。野村不動産に入社し、事業推進(プロジェクトマネジメント)の担当者として勤務することになる。

「これがしたい」という熱い思いが、
事業を推進させる。

自らが描いた最終目標を実現するために、用地の取得段階から関わり、その土地をどう活用するか事業計画を立て、設計者・デザイナー・建設会社などからなるプロフェッショナル集団を組成。そして事業を推進し、竣工後の購入者への引き渡しまで、一貫して責任を持って行うのが事業推進の仕事です。また、行政や近隣住民、最近ではNPO法人や有識者、各種住民団体とも協議を重ね、多種多様な意見や主張にも対応していくことも求められます。だからこそ、プロジェクトマネージャーには、「これがしたい」という熱い思いが不可欠です。関わるメンバー一人ひとりの納得と共感をその思いに集め、様々な問題もその思いを芯として乗り越えていく。実務においては、高度な建築の専門知識が必要になりますし、法規制・経済条件への知見や、急激な市場環境の変化への対応力も欠かせません。やらなければならないことは多岐にわたり、責任も重大ですが、仕事においてリーダーになりたいという思いがあれば、できる仕事だと思います。

既成概念にとらわれていては、
満足な仕事はできない。

最近のトレンドでもありますが、地域が抱える社会課題に対し、私たちの仕事を通して応えていくことも多くなりました。子育ての問題や地域医療などの問題に対し、解決策は施設整備に留まることなどありません。地元行政やNPOなどの地域住民、大手企業やベンチャーなどビジネスの第一線で活躍する人々など、志を共有する様々な人々と共に解決策を模索する日々はとても刺激的です。一方で当然ですが、私たちの仕事は大きな街や、社会課題と向き合うだけで完結するものではありません。私たちの大切な家族の日々の生活の場となるインテリアなど非常に繊細な領域にまで広がっています。例えば、リビングの照明一つとってもそこには課題があり、生活者の目線に立って考えた時に、一見不動産と何の関わりが無いと思える様なことも、そこに生活者の困りごとがあるのならば見過ごすことは出来ない。
例えば、ダウンライトの電球が切れた時に、「電球の種類が多すぎて何を購入して良いか分からない」という生活者の困りごとを耳にして、照明器具のダウンライトを共同開発したことがあります。どんな電球でも対応可能な「マルチランプダウンライト」です。もう、どの電球を買えばよいのか迷うことは無い。この困りごと解決には、ライバル同士の国内大手電機メーカー複数社に声をかけ、協力してもらい世の中に無い新たな商品を開発した。年間数千戸の住まいを分譲し日々住まい手の声を聞いている我々だからこそ実現できた取り組みでしょう。自ら推進する事業だけでなく、今この世の中にこれは必要と感じるのであればつくってしまう。私は、この事業推進という仕事ほど自由な仕事はないのでは、と思っています。とてつもなく大きなこの自由は、担当者に与えられたチャンスであると同時に、大きな義務でもあることを忘れてはいけません。使命感を持って自分が何とかしたいと感じる問題に向き合うのならば、不可能と思えることでも実現出来る。つまり、活躍のフィールドは社員一人一人の前に無限に広がっているのです。

スキルアップへの方法論も、自分たちで考える。

事業をゼロから起こす事業推進に携わる人は、世の中の課題に対して敏感な人が多いと思います。感じた課題を、不動産事業を通して解決していく。私自身も、それが根本的なモチベーションになっているように感じます。現在、働き方改革ということが叫ばれていますが、これも社会の課題のひとつであり、今まで培ったノウハウを後の世代に効率的に引き継いでいくことが求められています。経験のみの育成から、体系化された育成への変化。大きな課題意識のもと、4年ほど前から「若手人材育成プログラム」を有志によってスタートしています。このプログラムがスタートした時の新入社員も既に社会人三年目に突入し、今では主要なメンバーとして活躍してくれているのは嬉しいことです。有志で始めた取り組みでしたが、このプログラムも今では正式な会社の制度として機能しています。このように野村不動産は、社員が思い立ち、志を持って行うことを受け入れる面白い会社です。だから、社員も会社がどうすれば良くなっていくのかを自然と考え、実践しようとしている人が多いように感じます。その前向きな社員の気持ちと行動が、時代に合わせて成長を続けるこの会社のエンジンになっているのだと思います。

Work03 プロジェクトマネジメントの仕事 - 再開発事業 -